2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

L' HOMME DU TRAIN 

『列車に乗った男』仏・独・英・瑞(2002) 監督:パトリス・ルコント、主演: ジャン・ロシュフォール ジョニー・アリディ田舎町に銀行強盗にきた中年男が、詩を教える老紳士と出会うことになる。泊まる場所が無いため、老紳士の屋敷に滞在することになり、…

Search engine system clash

『サーチエンジン・システム・クラッシュ』 文春文庫 宮沢 章夫 (著) エッセイは読んだことがあった宮沢章夫氏の芥川賞受賞作。文庫落ちしたので、この機会に。 表題作は、何かを探そうとすると違うものが見つかってしまい、巻き込まれていくという話。「生…

King Arthur

『キング・アーサー』アメリカ(2004) 製作:ジェリー・ブラッカイマー、監督:アントワーン・フークアアーサー王の起源をローマ人の司令官の説を取り、歴史物語として描いた作品。したがって、円卓の騎士はサルマートの騎馬民族となっている。ファンタジーと…

博士論文発表審査会

D

ディフェンス。 昨日、今年の某研で質問で詰まってしまって通してもらえなかった話を聴いて、自分はどうなるだろうと緊張のため夜も眠れず。 朝食も昼食も食べれずにいたら、みんな「酒飲んで臨んだら?」とおっしゃる。 さすがの僕でも、そんな失礼なことは…

発表練習

D

研究室内で、木曜日の審査会に向けての練習を行った。昨日、やった時には50 分かかったので、早口でやればプレゼン時間である40分ぐらいに短縮できるかと思っていたが、結局48分。うーむ。D 論執筆時にはなかった Quantum Poincare map の部分が要らないとい…

菊地ゼミ

ポスト/ カウンターバークリーの二回目であり、最終回でもある。渡瀬元彦氏をゲストに読んでの、下方倍音の歴史から始まっての楽理中心の話であった。興味はあるが、僕の理解がまったくついていっていない。紹介されていた D 論は後で眺めてみようかと思う。…

マックホルツ彗星

駒場の16号館にある 30cm 望遠鏡でのマックホルツ彗星の観望会があったので、行ってみた。個人的に入っている天文系ML では、肉眼で見れる・双眼鏡で充分みたいなメールがよく回っていたので、はっきり「彗星だ!」という形で観れるかと期待していたが、尾の…

DE-LOVELY

『五線譜のラブレター』米・英(2004)製作:アーウィン・ウィンラー、主演:ケビン・クライン、アシュレッド・ジャッド スタンダードナンバーの一つに数え上げられるコール・ポーターの半生を描いた映画。音楽それ自体は知っていても、彼の生涯についはほぼ…

old boy

『オールド・ボーイ』韓国(2003) 監督:パク・チャヌク、出演:チェ・ミンシク 渋谷での上映が今週中だったので、水曜1000円ということもあり 慌てて観に行った。 原作は未読。最初の謎の提示で、ミステリ仕立てに物語り進んでいく。 詰め込みすぎなのを逆手…

Quintana roo

『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』 ハヤカワ文庫 FT ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア (著) 浅倉 久志 (訳)ティプトリーの幻想小説。短篇で、一気に読める。民話の形態をとっていながらSF化させたり、最期の巨大なゴミで出来た女性はビジ…

極西文学論

『極西文学論』 晶文社 仲俣暁生(著)村上春樹を主軸に舞城王太郎、吉田修一、阿部和重、保坂和志、星野智幸を論じた文学論。僕は村上・舞城・吉田・阿部・星野はそれなりに読んでいるが、保坂は一作として読んでいない。 読んでいた最初の方で、村上春樹を「…

Oh! 水木しげる展

Oh! 水木しげる展 江戸東京博物館今日までだったのを思い出して、慌てていってきた。凄い人出だった。 構成としては、自伝漫画を大きなパネルで展示して、それの周りに貴重な史料を配置する形になっていた。ただ羅列するよりは、物語と関連付けて投げめるこ…

Bird

『バード』 アメリカ(1988) 監督:クリント・イーストウッド、出演:フォレスト・ウィテカー観るの二度目。ラストシーンが気になったので観た。 2時間半強だが、時系列を適度に混ぜて、音楽の演奏シーンがあるので、まったくだれずに見られる。それと、4年…

Aloysius' Rating

『デイ・アフター・トゥモロー』 アメリカ(2001) 監督:ローランド・エメリッヒ地球温暖化したら、氷河期が来てしまいました。どうしましょう。って科学的にいいのかどうか色々疑問が尽きないが、それで北半球が凍りついてしまって右往左往する話。人間の…

論文

JCP に論文投稿しマシタ。 無事、通ってくれれば良いです。 でも、この結果が出ている頃には、この研究室はなれているだろうな…。 あとは、D 論公開審査の用意です。

Liszt & Chopin

『パリのヴィルトゥオーゾたち ショパンとリストの時代』 ショパン ヴィルヘルム・フォン レンツ (著)、中野 真帆子(訳)リストとショパンに師事したレンツによる、二人についての回想録。 「俺が二人にウェーバーを教えたんだ」とか、自慢がさりげなく入っ…

 愚か者死すべし

「愚か者死すべし」 ハヤワカ書房 原 寮(著)ヤクザと警察には反目しながら一目おかれ、登場人物全てに敬意をもたれる現実には絶対にいない探偵の格好良さを追求したシリーズである。 複数の事件を並列で走らせていて、それによって事態が複雑かするが、其…

不夜城完結編

『長恨歌 不夜城完結編』 角川書店 馳 星周 (著)随分久しぶりに馳星周 の小説を読んだ。何処を切っても同じといわれた馳星周 であるが、エルロイっぽさや暴力志向が為りを潜めて、少しは変わったのだと思う。 しかし、キャラクターに魅力がない。劉健一も薄…

木之本地蔵院

眼病を患っている関係で、毎年木之本地蔵まで祈祷に連れて行かれる。 祈祷願いには、数え年を書くのだが、「30」というのにはちょっとショックを受けた。いやはや。

初詣

0時過ぎに熱田神宮まで赴く。 一時間ほどまつ程度で、参拝できた。ちゃんと(?)酉が木の上で鳴いていたのが印象的だったかと。明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。