2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

暗殺の天使

『マラーを殺した女 ―暗殺の天使シャルロット・コルデ』 中央公論社 安達正勝(著) ダヴィッドによる『マラーの死』という実際の死体を前にして描いた(という割には大胆に脚色されているらしいが)絵画のおかげで、随分と有名になっている風呂場で死んでいる…

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3枚。進まない。

本との出会い、人との遭遇

『本との出会い、人との遭遇』 右文書院 堀切 直人(著)文芸評論家・堀切 直人が、様々な本及び作家などについての回顧的なエッセイ。錚々たる面々について縦横無尽に語られている。MEMO 大岡昇平は気難しい人。 島尾敏雄は”変質者まがいの男”。赤の他人の…

Michel Wilkinson seminer

Professor Michel Wilkinson (Department of Applied Mathematics, The Open University, England) "Nonadiabatic transitions in multilevel systems"ゆっくりと小さく変わる(断熱的に変化する) Hamiltonian において、その固有状態の間の遷移は指数関数的…

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朝、ボスと議論したら、それはそーいうモノでしょうとあっけなく落ち着く。 問題は半古典論で出ない解釈だが、半古典kernel がかなり長時間もつと未だに思っていて、反論するのに一苦労。これはTKHS 君が示したはずだが。 で、持たないとすればどれくらいで…

アフガン零年

『アフガン零年』 アフガニスタン/日本/アイルランド (2004) 監督・脚本・編集:セディク・バルマクタリバンが町を占拠している中で、祖母・母・娘の女三人が糊口を凌いでいくために、娘を男装させて働きに出させる。町中の少年が宗教学校に召集されて、少女…

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よくよく昨日出てきたデータ見ていたら重大なことに気付いて、慌てて計算走らせる。えーと、量子波束のスペクトルで、置換対称性を入れた場合、綺麗に分かれる場合と分かれない場合の二つが出てきて、前者はいいとして、後者は複雑なな状況になっているので…

物語消滅論

『物語消滅論』 角川oneテーマ21 大塚英志(著)なんだかんだとその著作を全て読んでいる気がする大塚英志。物語をコード化できる部分はあると思っていて、それを実地に応用していくのは面白いと思う、って書くと前の著作の感想と同じになってしまう。 物語…

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昨日流したジョブが上手くいったので、一安心。 もう一つ、大振幅運動という大きな壁が残っているのだけど、出きるかどうかは分からない。半古典レベルで完全なカオス領域で多自由度をやったのは珍しいので、それだけの結果だけを出してしまってもいいわけだ…

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昼間はモニターの前で呆然としていた。まるで進まず。他に計算機を回して、結果を出さなくてはならない細かい計算があるのだが、それも進まず。 で、ですね、忘年会で酒を飲んでいたときに天啓を受けたのデス。コードの間違っていた部分が突として分かったの…

忘年会 於 渋谷

渋谷にてちょっと早めの忘年会。SGT さん(HRO 研助手)、YSIK さん(SMD 研ポスドク)、NKT さん(HRO 研ポスドク)という研究関係の人たちで。話題としては、ポスドクの現状、将来の見通し、まわりの人々の動向…など。研究者としての路を選んだ時点で、金…

焼肉

大学のサークルの OB の人たちとプレ忘年会として吉祥寺の牛鉄まで焼肉を食べに行く。「エビスあります」と看板ありがながら、黒しかない罠。不思議。

菊地成孔・大谷能生 東大ゼミ ダンス4

今月のテーマ:ダンスの仕上げとしてゲスト講師の野田努氏も登壇。 MEMO モッズの代表としてのWorking Week 。日本で発売されたレコードについていた帯の煽り文句「ワーキング・ナイト、ワーキング・ウィーク 一筋のスポットライトが華やかな夜の踊りを予感…

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Makri さんって何でもやっているのですね。 Semiclassical Symmetries という論文打ち出して読んでみたら、String theory 関係のものだった…。 D 論は一頁も進まず。

来客

東北大・FJMR研の KNN 君が遊びに来る。本郷のYMNUC 研の集中講義に来ていて、ついでに知り合いの研究室を回っているそうだ。M1 なのに(だからこそ、かな?)なかなか精力的でよいことです。

英国博覧記

『ベン・ショットの英国博覧記』 日経BP社 ベン・ショット(著)、野中モモ (訳)英国で出たトリビア集。もう少し読み物的な(『アシモフの雑学コレクション』みたいな)本だと思っていたら、データの羅列って感じで、まったく統一性がなくそこが逆に面白い。日…

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今日も今日とて、論文採集。trace formula では離散対称性を入れている研究がちらほらある。 Bose-Einstein condenstateをモンテカルロ経路積分でやる研究(kinugawa さんのは知っていたが)は思ったより少なかった。ここらへんのことは、僕自身も少し考えて…

百年の誤読

『百年の誤読』 ぴあ 豊崎由美・岡野宏文 (著)100年間にわたるベストセラー書をばっさり斬りまくっている本。 小学4年生の時に、担任教師に薦められて武者小路実篤『友情』読んで、「なんじゃこりゃー」と思ったのだけど、その感想は間違っていなかったので…

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D 論の方は進まず。 EBK 量子化に粒子置換をいれている研究を教えてもらう。80年代の研究だが、良く知っているもんだ。さすが論文マニア。

駒場祭三日目

ほぼ終りに近い夕方に救急車が呼ばれていた。詳細は知らず。 そーいえば、数年前にお酒で問題が起こったので、昼間はを売ってはいけないという御触れが出たという話を聞いていたのだが、カクテルなど平然と売っていた。撤回されたのか?それとも僕の勘違いか…

Black Machine Music & Galactic Soul

『ブラック・マシン・ミュージック ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ』 河出書房新社 野田 努(著)ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノを巡る音楽の叙事詩。 抑圧されたゲイの文化として徒花を咲かせたディスコから始まり、DJ 達が音楽に新しい伊吹を…

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論文そのものではなく、図の手直し。それから Bose 粒子を半古典的に扱った論文のリストアップを今ごろやっている。昔、分子科学若手の会でお世話になった三浦先生の論文に当る。つーことで、進まず。

駒場祭2日目

だからといって特別なことは何もないのだが、駒場祭の影響で生協が16時までしか営業していなかったのが痛かった。知らずに17時過ぎに行ったらシャッターが下りていてすごすごと戻って来る。22時過ぎになっても、学生が残って飲んで騒いでいるらしく、研究室…

神に選ばれし無敵の男

『神に選ばれし無敵の男』ドイツ/イギリス(2001年) 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク、出演:ティム・ロス 、ヨウコ・アホラ 、アンナ・ゴウラリ ハヌッセン役のティム・ロスが主役を食っているため、彼が退場すると一気に翳りがでてくる。全体的に低調では。 …

捧げもの

『gift』 集英社 古川日出男(著)著者初の短編集。全ての作品がある程度のレベルを超えているのが、驚き。まるでチャンのあの驚異の短編集を薄味にして、SF 色を幻想仕立てにしたような味わい。とは誉めすぎ。 ショート・ショートなので、長編の重厚さは無い…

進捗状況

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今日中に第一投稿論文の分はまとめるつもりだったのに、あと数ページ分残ってしまったな。締め切りまで計算すると一日5ページはやらないと間に合いそうにない。

KOMABA ROCK FESTIVAL 2004

SPANK HAPPY が出るので、その時間のみ研究室を抜け出して観に行く。 前のコマロックの時も、SPANK HAPPY が出ていたが、そのときはかなり時間が押した状況(出演を予定していた千葉レーダーは結局舞台に立つことがなかった)で、しかも小雨のため、菊地さん…

駒場祭初日

大学に来たら、駒場祭だった。 今年は初日が今日で、明後日の勤労感謝の日まで続くみたい。 古本市だけ物色したら、スティーブン・ビンカーの『言語を生み出す本能』が2冊セット500円で捨て売りされていた。持っているので買わない。でも、もっていない人に…

blue

『blue』 日本(2001年) 監督: 安藤尋 、主演 市川実日子 ,小西真奈美 魚喃キリコの原作は未読。恋愛と友情の境界線の繊細さをかなり抑制した演出で描いている。説明口調ではなく、自然な会話で状況を説明するのも好感が持てる。特に感心したのがぶどうの…

瑠璃 7

『F REGENERATION瑠璃』 (7)ヤングジャンプコミックス 六田 登 (著)前巻に続いて、どんどん泥沼化する人間関係。まさしく六田登 のドラマ。トニーがこれほど早い時期で退出するとは思っていなかった。レースのカタルシスとかが出てこないが、もう少ししたら…