菊地ゼミ

ポスト/ カウンターバークリーの二回目であり、最終回でもある。渡瀬元彦氏をゲストに読んでの、下方倍音の歴史から始まっての楽理中心の話であった。興味はあるが、僕の理解がまったくついていっていない。紹介されていた D 論は後で眺めてみようかと思う。…

マックホルツ彗星

駒場の16号館にある 30cm 望遠鏡でのマックホルツ彗星の観望会があったので、行ってみた。個人的に入っている天文系ML では、肉眼で見れる・双眼鏡で充分みたいなメールがよく回っていたので、はっきり「彗星だ!」という形で観れるかと期待していたが、尾の…

DE-LOVELY

『五線譜のラブレター』米・英(2004)製作:アーウィン・ウィンラー、主演:ケビン・クライン、アシュレッド・ジャッド スタンダードナンバーの一つに数え上げられるコール・ポーターの半生を描いた映画。音楽それ自体は知っていても、彼の生涯についはほぼ…

old boy

『オールド・ボーイ』韓国(2003) 監督:パク・チャヌク、出演:チェ・ミンシク 渋谷での上映が今週中だったので、水曜1000円ということもあり 慌てて観に行った。 原作は未読。最初の謎の提示で、ミステリ仕立てに物語り進んでいく。 詰め込みすぎなのを逆手…

Quintana roo

『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』 ハヤカワ文庫 FT ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア (著) 浅倉 久志 (訳)ティプトリーの幻想小説。短篇で、一気に読める。民話の形態をとっていながらSF化させたり、最期の巨大なゴミで出来た女性はビジ…

極西文学論

『極西文学論』 晶文社 仲俣暁生(著)村上春樹を主軸に舞城王太郎、吉田修一、阿部和重、保坂和志、星野智幸を論じた文学論。僕は村上・舞城・吉田・阿部・星野はそれなりに読んでいるが、保坂は一作として読んでいない。 読んでいた最初の方で、村上春樹を「…

Oh! 水木しげる展

Oh! 水木しげる展 江戸東京博物館今日までだったのを思い出して、慌てていってきた。凄い人出だった。 構成としては、自伝漫画を大きなパネルで展示して、それの周りに貴重な史料を配置する形になっていた。ただ羅列するよりは、物語と関連付けて投げめるこ…

Bird

『バード』 アメリカ(1988) 監督:クリント・イーストウッド、出演:フォレスト・ウィテカー観るの二度目。ラストシーンが気になったので観た。 2時間半強だが、時系列を適度に混ぜて、音楽の演奏シーンがあるので、まったくだれずに見られる。それと、4年…

Aloysius' Rating

『デイ・アフター・トゥモロー』 アメリカ(2001) 監督:ローランド・エメリッヒ地球温暖化したら、氷河期が来てしまいました。どうしましょう。って科学的にいいのかどうか色々疑問が尽きないが、それで北半球が凍りついてしまって右往左往する話。人間の…

論文

JCP に論文投稿しマシタ。 無事、通ってくれれば良いです。 でも、この結果が出ている頃には、この研究室はなれているだろうな…。 あとは、D 論公開審査の用意です。

Liszt & Chopin

『パリのヴィルトゥオーゾたち ショパンとリストの時代』 ショパン ヴィルヘルム・フォン レンツ (著)、中野 真帆子(訳)リストとショパンに師事したレンツによる、二人についての回想録。 「俺が二人にウェーバーを教えたんだ」とか、自慢がさりげなく入っ…

 愚か者死すべし

「愚か者死すべし」 ハヤワカ書房 原 寮(著)ヤクザと警察には反目しながら一目おかれ、登場人物全てに敬意をもたれる現実には絶対にいない探偵の格好良さを追求したシリーズである。 複数の事件を並列で走らせていて、それによって事態が複雑かするが、其…

不夜城完結編

『長恨歌 不夜城完結編』 角川書店 馳 星周 (著)随分久しぶりに馳星周 の小説を読んだ。何処を切っても同じといわれた馳星周 であるが、エルロイっぽさや暴力志向が為りを潜めて、少しは変わったのだと思う。 しかし、キャラクターに魅力がない。劉健一も薄…

木之本地蔵院

眼病を患っている関係で、毎年木之本地蔵まで祈祷に連れて行かれる。 祈祷願いには、数え年を書くのだが、「30」というのにはちょっとショックを受けた。いやはや。

初詣

0時過ぎに熱田神宮まで赴く。 一時間ほどまつ程度で、参拝できた。ちゃんと(?)酉が木の上で鳴いていたのが印象的だったかと。明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

忘年会

同期 + よーいちさんで忘年会。 最初に行った店、入って20分間も注文すら取りにこない。忙しいのは分かるけど、流石にどうかと。 2次会は、今後の存続が危ぶまれている久保田があったので只管それを飲んでいたらかなり記憶が曖昧に。

餅搗き

毎年、30日は餅搗きをしている。 今年は父が神社の仕事の当番であので、D論関係で忙しいという僕の意見は棄却されて帰還命令がでて伯父と二人で作ることになった。 自家製餅米を炊いて、それを餅付き機にいれて、あとは頃合をみて、出して延ばすのみ。慣れれ…

朝起きたら、雪が降っていた。 仕方なく、研究室行くもボスは来ていないので、投稿論文についてのことも、年末の挨拶もできず。ということで、実家に帰らしていただきます。 いつも通り、年末年始は酔いどれている予定です。 皆様、良いお年を。

墨東綺譚

『墨東綺譚』 日本(1992) 監督:新藤兼人、主演:津川雅彦・墨田ユキ墨東綺譚の映画化というよりも、そのストーリラインに取材して、荷風の晩年を描いた作品。従って、原作にあった作中作や虚構化は見られない。奔放な娼婦に恋慕の情を寄せる荷風が、らし…

投稿論文について、ボスと打ち合わせするはずで、準備をすすめていたのだが、急遽、会議が入ったらしくできず。年の瀬なのに、たいへんそう。

研究室忘年会

これも毎年恒例の大掃除後のNGT研との合同忘年会。明大前のメキシコ料理屋にて。飲み放題だったので、テキーラ飲みつづけてかなり酩酊状態。 店を出た足で、呼ばれたのでまだ帰らなくて良い7人で会議のため欠席なされたNGT 先生の邸宅に向かう。噂には聞いて…

大掃除

研究室の大掃除。 毎年のことですが、朝からポリッシャーで床を磨いて、ワックス掛けして終り。朝の10時から初めて、昼の2時にはもう終わっていたので、以外と早かった。ついでに、局所的に模様替えがなされている。

スキヤキ

23時頃にほんじょー君が、実家でもらってきたというスキヤキの具材一揃えを持ってきたので、うちのアパートで作って食べる。一人暮らししていると、スキヤキなんて、めったに食べないので久しぶりである。 日本のフリージャズ2世の知り合い達の話をしながら…

クリスマス

年に一度のケーキ特売日(笑) 研究室からアパートに帰る途中で、SS研のOTK君と遭遇。ケーキ買ってきたので、たべます?といわれたので、SS研に行って、頂く。半額セールのいちごショート。アイザック・ニュートンの誕生日を祝って、ということで。

 ナイトメア

『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』 アメリカ(1993) 製作・原案・キャラクター設定: ティム・バートン、監督:ヘンリー・セリック、脚本:キャロライン・トンプソンクリスマス・イヴ恒例で毎年結局観てしまう。バートンそのままの世界と、ダニー・エル…

Landau

『物理学者ランダウ スターリン体制への叛逆』 みすず書房 佐々木力・山本義隆・桑野 隆(編訳)物理を勉強した人間が必ず世話になるランダウ・リフシッツの理論物理学教程、そして様々な研究に出てくるランダウの名前。彼が1938年に逮捕され、一年間の牢獄…

クリムゾン・リバー2

『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』 フランス(2003) 監督:オリヴィエ・アダン 脚本;リュック・ベッソン 出演:ジャン・レノ、ブノワ・マジメル 前作は、バカミスの原作を消化不良起こしながらも、演出面で頑張っていた記憶がある。観ていて楽し…

ハウル

『ハウルの動く城』 日本(2004) 監督:宮崎駿映画というものを熟知しているであろう宮崎監督なので、冒頭の引き込み方、そして中盤までの展開は唖然とするほど上手かった。省略すべきところは大胆に排して、ダイナミカルな動きを見せてのけるのは御家芸であ…

Crab bucket USA

『USA カニバケツ 超大国の三面記事的真実』 太田出版 町山智浩(著)前作の『底抜け合衆国』は、ブッシュ政権とイラク戦争に焦点が当てられていたが、今回はそれ以外のエッセイ・記事をまとめたもの。相変わらずそのネタの選び方と料理の仕方の面白さには脱…

年内に論文を投稿するために、図を作る。 これが終わればあとは本文のチェックだけかな。 Dynamical tunneling の議論は、量子ポアンカレ面を見て古典的禁制領域にも波束が存在することを示すのが一番良いのだけど、間に合うかな。 停電が二回あるため、今日…